『家ができるまで』
大黒柱のある家ができるまで−家づくりの工程をご紹介。
さて、これからはT様邸の工事の流れを写真と共に説明していきましょう。初めて家を建てられる方は、絶対ためになりますので最後まで見てくださいね!

これは、地盤調査をしているところです。
スウェーデン式サウンディング工法と言い、機械で
パイプを地中に入れていきながら、その時の負荷で
地耐力を測定する方法で、家の建つ部分の5箇所
くらいを検査します。
弊社では、地盤調査の位置づけを高く考えております
ので、必ず実施するようにしています。
検査の結果、問題がなければ安心して生活していく事が
できますし、万が一地耐力に問題があれば基礎を変更
するなり、地盤改良を検討するなりして対応が早期にできますので、結果的には
費用を安く抑えることにつながります。
最近では、住宅性能保証機構などでも地盤保証をやっていますので一度ご相談ください。

これは地鎮祭と言いまして、家を建てる前に神主さんに
きていただいて、土地を清め、これからの家族の健康と
繁栄と工事中の無事故を祈願してお祓いをしてもらう
神聖な行事です。
これは、神式だけでなく仏式やキリスト教でも行うことがあります。

家族揃って、神主さんと記念撮影です。
これは、良い思い出になりますよ、一生に一度のことかも
しれませんからね。
神主さんに来て頂くのは、地鎮祭のときだけが多いですが、神主さんのお話しによりますと、神道では棟上げの時や完成し引越しする前にもお祓いするのが本当だと言うことです。

基礎は、構造上もっとも大事なところです。骨組みをいくら丈夫に造っても基礎が割れたり下がったりしたら、家は簡単に傾いたり壊れたりしますし、修理には莫大な費用がかかるでしょう。
そこでイズムでは、最初から住宅金融公庫仕様以上の基準でお客さまにお渡しするようにしております。

鉄筋の太さ及び間隔、基礎コンクリートの厚みなど、ご近所で工事をしてるとこがあればご覧になって下さい。会社によって違うのが分かるとおもいます。キッチンやバスなどの住設機器は簡単に交換もできますが、基礎や柱・ハリなどの構造はそうはいかないので、要チェックです!

基礎が完成して、木材を建てこむのを待っている状態です。
見ただけでも、丈夫そうなのが分かると、見に来られた方には定評があります。

家を建てるには、管轄の役所に届出(確認申請)をし、それを現場の目立つ場所に表示しなければ、違反建築になります。その他に、建設業許可証および労災の届出の表示なども、会社の責任のひとつとして考えております。

弊社では「イズムべからず訓」を作り、現場に表示することにより協力業者ならびに職人さん達の意識高揚につとめています。毎日見る事により自然と意識が変っていくものと考えております。

クレーン車お使って、柱やハリなどの組立てをしているところです。イズムでは、土台及び柱は全て空気のキレイな高山で育った霧島檜を使っています。

棟が上がり、吹流しが上がっています。これは、本日上棟ですよと近隣の人達に知らせ、共に祝ってもらおうと昔の人達が考えた方法のひとつでした。昔は、大工さん以外にも近所の人達が協力しあって、炊き出しや建て方をしたものでした。田舎に行くと、今でもそうやっているところもあると聞いています。

上棟式の神事です。神主さんにお願いする事もありますが、殆どの場合は大工さん又は工務店先導で
行われています。祭壇に、昆布やスルメなどで飾った棟札(むなふだ)を祭り、お神酒・米・塩・魚などを供え執り行います。

本当は、神事は屋根の上とか2階で行うため、安全を考えご主人だけが参加の予定でしたが、かわいい娘さん二人の飛び入り参加となりました。(おてんばさん二人の将来が楽しみです)

上棟のときには、神事が終わったあとで「せんぐ撒き」をするのですが、こんなに多くの人に集まって頂きました。祝い事のときは、人が多い方がめでたくてにぎやかで良いですね。集まって下さった皆様方に、感謝、感謝でした。

せんぐ撒きが終わった後なのですが、まだ待ってらして余韻を楽しんでる方たちが結構いらっしゃいました。普通のときの1.5倍くらいのせんぐを撒いたのですが、まだ足りなかったのかもしれませんね。せっかくいらして頂いたのに、申し訳ありませんでした!

せんぐ撒きが終わると、建てた家の1階で「なおらい」と言うのがが始まります。これはひとつの親睦会ですね。これもいい家を建てるための昔からの行事のひとつです。

屋根仕舞いも終わり、瓦を葺くばかりの様子です。

これがリビングの吹き抜けにある、直径30cm以上ある丸太の大黒柱で、2階の屋根まで伸びていて堂々としていてりっぱなものです。

大工さんが、床の下地つくりをしているところです。
一番下に白く見えているのが断熱材のスタイロフォーム(30mm)で、床からの冷気を防ぎ部屋の熱を逃がさないように床全面に敷き詰めます。(※地熱活用住宅の外断熱工法になると、全く違ってきます)
断熱材の上に貼っているのが構造用合板(28mm)で、この合板の上にフローリングを貼ることになります。これは剛床工法と言い、根太を使う代わりに構造用合板をはることにより、地震のさいの水平の揺れに対し耐震性がアップします。

こんな小さい基礎でも、土台(ヒノキ)を2本のアンカーボルトで固定し、柱(ヒノキ)もコミ栓で土台から抜けないようにに固定した上に、V型金物でさらに固定します。

地震のさいの家の倒壊の原因の大きなものは、直下型地震のときのタテ揺れで基礎と柱が、土台と柱が外れるのがひとつと、それと2階の重みで1階の柱が「ざくつ:途中で折れる事」し2階が落ちてきてその反動で、家全体が壊れてしまうことです。
そのために、家の角の柱と2階までの通し柱には、写真のような「ホールダウン金物」という太い特殊なアンカーボルトをさらに使用するようにしています。

それと家を横揺れから守る柱の次に大事な「スジカイ」を、柱や土台から外れないように固定しているのが写真のような「スジカイ用2倍金物プレート」といいます。
しかしこのような金物は、取り付け方が悪いと意味がありません!やはり最終的には造る人で決まると言う事になります。

全体的に、黒っぽくてよく分からないと思いますが、斜めに写っているのは全て「スジカイ」なんです。
他の工務店と比べて、すごい数が入っているのだけは分かるとおもいます。家を新築する時には、確認申請というものを役所に提出しなければなりませんが、そのときにスジカイの数は「スジカイ計算」というもので決められるのが普通なんですが、イズムではわたくし矢野や大工さんの経験で足りないと思うところを増やしていきます。全てに通じることですが、「バランス」が一番大事だと考えております。紙上の計算だけに頼らず永年の感で仕事をする工務店があっても良いと思っています。

写真では分かりずらいかもしれませんが、桁と屋根を支えてるタル木を固定しているのが「ヒネリ金物」といいまして、台風の時などに屋根が浮いたり飛んでいくのを防ぐための、台風の多い宮崎では必需品の金物ですね。

5月13日(土)と14日(日)の両日、構造見学会を開催いたしました。
家造りの基本は、構造がしっかりしていてこそ家族の安全や資産価値を確保できるものだと考えます。
デザインが良いとか健康住宅とか言っても、災害時に家がまともに建っていなければ何もなりません。構造・デザイン・仕上げなどの工法、全てが揃って初めて「夢いっぱいの家造り」なんではないでしょうか。

構造見学会は、来場者の方は少ないという話は聞いていたのですが、確かに期待していたほどはなかったのですが、本気で家造りを考えている方たちに思えました。
私たちプロからすると、業者を判断する上で構造の状態は是非でも見たいところなんですが、一般の方の反応は違うものでした。私は自信を持って他社と比べて木材が大きいし、柱と土台にヒノキを使ってるから丈夫さが違うことを分かって欲しかったのですが...見に来てくれた友人にひとこと「僕たちは見ても何が良いのか分からないし、杉とヒノキの区別も分からない」と言われました。考えさせられた一言でした、ちゃんと分かってもらえるように情報発信していかなければならないですね。
ひとつ大変嬉しい事がありました。初老のご夫婦がいらっしゃいまして、一生懸命にポップを見たり説明を求めてこられたりするのです。お話を良く聞いてみると、来年、大手の会社を退職されて鳥取県に帰るのだけど、誰に相談して良いのか分からないし、鳥取の工務店も知らないという事だったのです。
初めて会う私に、頼ってこられのたが嬉しくて、何かお役に立ちたいと
思い、私が加盟している勉強会である求工会(求められる工務店の会:事務局が大阪)に問い合わせてみました。兵庫県、広島県、島根県などは知り合いの工務店さんがいたので、鳥取県もいるのでは思ったのですが、やっぱり見つかりました!天然素材しか使わないという頑固な工務店さんが!
お客様に電話して、向こうに○○○工務店さんがいますが、どうされますかとお尋ねしましたら、大変喜ばれてお願いしますと言われました。来年の竣工を目指し、遠方ながら打ち合わせを重ねて行くという話になったみたいです。良かったです!
求工会のみなさんは、新しい工法、木材、建材等を追求及び勉強していて、それを使ってどうだったとかいう情報も共有している仲間です。お客様に喜んでもらえる新居が出来る事をお祈りしております。

大工さんが、1階のリビングで壁に石膏ボードを貼っている様子です。

2階のホールの様子です。

大きな大黒柱が、しっかりと大きな棟木(むなぎ)を支え、その棟木がおおきな登り梁を全て受けているのが分かります。それとロフトの床の構造用合板の裏が見えています。

イズムでは、公的な検査以外に自社の「社内検査」を行い、指摘箇所を手直しした上で、写真のように今度は「施主検査」と言い、施主様ご家族と工事にたずさわった主な業者が立会いし、みんなで悪いところがないか見て廻り検査いたすようにしております。今回はご主人は仕事の都合で立会い出来なかったのですが、お知り合いの設計事務所の社長ご夫婦が同席されました。

写真は、薪ストーブの取り扱い説明をしているところです。
建物が完成した時は、検査が幾つかありまして全てが合格して初めて、 「お引渡し」となります。ひとつは、役所の完了検査で市内ならば市の建築指導課もしくは住宅センター、市外ならば県の土木事務所が検査立会いにきます。また性能保証を受けられてる場合は、さらに検査機関の検査があります。
イズムでは、「財団法人 住宅保証機構」及び「株式会社 日本住宅保証検査機構」の両方の登録店として認定されております。






